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今日一日よく寝た
だいぶ良くなった
頭がクラクラするのは寝過ぎだからだと思う
かといってずっと安静にできていたわけではなく
ギターを弾いて音楽も聴いて、本を読んで
なんだかんだ普通の休日よりよく寝たかなって程度の一日
夢を見た
実家の猫や友人たちが出てきた
それと今企画しているイベントのアーティストの方々も
内容が全く思い出せないけれど
なんとなくあの娘も出来てきたように思う
ぼくはあの娘のことをよく考える
後悔とか未練とかの次元ではもうない気がしている
何故なら僕はあの娘に生かされている
あの娘が生きているということが、僕にとっては生きていく深い意味である
僕の過去を知っている友人たちにそれを言えば
きっとよくは思われないと思う
僕が過去に囚われていると
そんなことは忘れようと、僕を元気づけようとしてくれるかもしれない
大袈裟な表現じゃなく
彼女のことを考えなかった日はないと思う
そんな深く考えることもなく
彼女は僕の前に姿を現す
思い出がフラッシュバックする瞬間はよくある
いつも思い出すのは彼女の泣き顔だ
僕らは高校生だった
その泣き顔が本当に綺麗で
あまりの美しさに
ぼくは心底嫌になった
自分の小ささがわかって
ますます疑心暗鬼になった
そんなことをよく思い出す
もちろん楽しい思い出も、倖せだった時間も
ぼくは惨めな奴かもしれない
いつまでもこうやって、忘れられない
しかし僕にとって、あの娘のことを忘れようとすることは、生きることから逃げることと一緒の事なのだ
なんて言ったらいいのかな
取り憑かれているように思えると思う
皆が僕を哀れに思うかもしれない
だけど僕にとっては全然悲劇じゃないんだ
ぼくの今の倖せは
全て彼女から教えてもらったものだ
彼女を失ってから授かったものの多さは計り知れない
僕の生きる意味は
彼女との再会である
もう二度と会わないかもしれないし
事実会えないとも思う
彼女は僕との再会を望まないと思うし
彼女の周りもそれを許さないんじゃないかな
それでもぼくは
生きていく上で彼女との再会を夢見ている
その間に、ぼくは沢山勉強すると決めた
豊かな人間になると決めた
倖せになると決めたんです
彼女と再会できた時に
恥ずかしくない人間でありたい
ただその一心である
そのために、来年からまた僕の人生は激しく動き回ると思う
新しく始めること、新たな勉強をするために試みることが幾つもある
そしとその全てが、僕にとってかけがえのない経験になるだろうと確信している
一人は辛い
しあし人を愛することは難しい
特にぼくは、やはり人としてどうかしている
寂しさの中から人を求めることもあったし
それ故に後悔したこともある
ありがたいことに一方的に愛を傾けてくれた人も居たけれど
残念ながらそれに応える自信が僕には無かった
ここ数年で臨床家の河合隼雄さんの著作を何冊か読んで
ぼくは自分の人生の中にある星々を繋ぎ合わせることに成功した
報われた瞬間、あの娘の存在がまた強く僕に訴えかけてきた
それは具体的なメッセージではないが
ぼくには「生きろ」と
生きてゆけと
背中をまたドンと強く押された気がした
あの娘は今も
何処かで笑っている
時に泣いたり
怒ったりもしているだろう
誰か大切な人に
愛を傾けているだろう
ぼくは今また
あの娘のことを考えることで
生きる意味をまた見定める
滑稽かもしれない
惨めで哀れかもしれない
しかし僕にとって悲劇ではなく
僕が強く生きれるよう、あの娘から授かったものだ
長いことここに言葉を書いている
何のために？
言葉にしてしまえば言葉以上のものにならないような恐怖がある
しかし僕の中で一番大切なことは口にしていないつもりだ
それは言葉にしようがないものだ
しかしまたあらゆることをあえて言葉にすることで自分の中に起きることもある
言葉から言葉に紡ぐ時
全くもって違う意味合いになって見える時がある
今まで見てきた角度から視点が変わり、位置関係までがらっと変わる瞬間
自分の紡いできた線がまた違う繋がりを見せ始める
ここにまた新たな物語が始まる
生きていくことは
果てしない道です
その中から幾つもの物語を
自ら導き出してみると
驚くほど、その物語は勝手に変容し
思わぬ着地を見せる
それはただの偶然だろうか
いや奇跡や、運命を思わせるはずです
ぼくはもう、生きていくことを恐れません
生きていくと決めたんです
あらゆる運命
出会ってきた人全てに感謝しています
あの娘にも
心から感謝している
自己満足ですが
ここで終わりにします
風邪は治りそうです
