ここになにも書き込まない間に
ここでのぼくは存在しなくて

ぼくのような存在が
ここを見ている人達の意識に漂うだけ



そこには限りあるぼくの限りない姿が




雨ですね
あの日から機材を車に積んだまま
思いにふけつつ部屋の掃除をする
晴れていたらもっと良かったのに
洗濯もしたかったのに



ぼくはぼくの青春に
打ちひしがれている

改めて思うのだが
ぼくの焦燥感は終わっていないということ

あの人を捉える レンズ越しに
振り返ると想定するぼくの思い出は
いつまでも振り返らないその後ろ姿を
捉えたまま離さない


ぼくはこの日々を
ぼくの中に落とし込むのに
3年以上かかったってことかな


22歳になってから
また一つぼくはぼくに踏み込んだ



アプローチは遅すぎたかもしれないが
今残ったものは大事なものばかり
これでいい








たまったペットボトルを
夜捨てに行ったら
ぼくの長い長い夜がまた始まる気がする



シャワー浴びて
今日もぼくは仕事なんですよ

あえて
仕事と今日は言わせて