空が淡い紫だ

ぼくは白いスニーカー

部屋の鍵はしっかり閉めた




この空気
夏の終わりだ



なんて寂しさだろう
だけど愛おしい



異次元のリアリティ
この湿った質感
生々しい


虫が鳴いている
どんどん明るくなっている

朝が立ち上がる
異次元から歩み寄る現在
この儚さ


誰もいない交差点
信号だけが瞬いて
まるで幻想だ













もっと言葉を憶えたなら
この景色をいかに現在と照らし合わせるか
ちゃんと表現したい




朝が立ち上がる
この恐怖に似た思いも
美しき夢のように語りたい





今日はワークショップのお手伝いである
楽しみながら参加しよう