2014-12-03 ■ ミナモの雨音が夜を歩いておりましたイクアテノナイヨウニ宙宇を彷徨う塵のよう表情硬く雑踏に染み入るように通り過ぎた人を忘れ立ち止まる人も忘れ影法師が揺らめくのをただただ眺めてるようで思い出したように時計に目をやりますまだはやいしかしあの頃もこんな風に誰かをはたまたあなたを待っていた虚しく揺れる水面にいっそどぼんと浸かろうかこちらは冬の空になりますスケッチはまだ途中今日も寒いです