体調が悪い
風邪の予兆
昨日はさっさと寝てしまった

中途半端に起きたが、また眠い









小さなもの悲しささえ淋漓し
泥炭な、この湿った憐れみ

冬の冷たく透明な
鋭いまどろみは
月光に浸したエーテルの嘲りをもって浸潤し
甘みも辛辣もささやかな戯れとなる

動かぬ水面などない
沈黙を守り、慟哭を抑え、静かに笑っても
いきりたつ自らのはげしささえ波にさらわれ
"無益な千万の波動をつひやす"