返事を待ちながら
彷徨う魂に嫌気がさして
沈黙し孤独に生きろよ と
誰に言われるでもなく
僕は欲深く、稚拙で、浅はかさを露骨に見せる所が、自分でも嫌になるけれど
誰かのために生きてるわけではないのだから
大切な人を大切に想うことくらい
自分のためにしたいと思うのだ
夜の底に裸足でいるあなたが
何より愛おしいのですから
僕は言葉にする度に、停止した自分の淫蕩で不埒な心が空間に漂い、無様に空間に轟いていくことを想像する
停止したらつまらないものになる
だとしたら永遠とはなんだろう
彷徨う魂は、しかし、その永遠を唯一に知っている
夢見がちな僕だけど
もう少しだけ、夢を見ていたいと思う