■
あなたと会った時は
いつだって最後な気がしたよ
だから愛おしくて
憧れだったんだ
■
いろんなことが悔しくて
しかし現在はあらゆらシグナルを示して
それらが全て大切なのをわかった上で
心の底からくだらないって思ってしまった
自らの喜びのある所に向かいたい
今はまるであてつけられた喜びだ
こんなの喜びじゃない
あつらわれたものに従って喜ぶだなんて
そんなの望んじゃいない
馬鹿みたいだ
人がなんと言おうが
己の魂に従わなくて何が救いか
何故僕の喜びは認め得られないのか
生きていて
喜びは果てしないものである
それを形にはめようだなんて
本当に馬鹿げているんだ
とにかく今は苦しい時だ
抗いながら、前に進まなきゃ
■
ふとさっき外に出たら
冬の音が聞こえた
満たされた静寂だった
凛と寒さが肌に燃え移った
眠気が遠くで笑っていて
ぼくは足下が暗くなって
星を眺めて 月を眺めて
また寒さが肌に燃え移り
ぼくはちりぢりになってしまった
■
犀星の詩集を
毎日数ページ読む
この夜のひと時が好きだ
静かで とても独りだ
さみしさやいとしさはいっぱいに満ちて
布団の上で戯れる
その響きに打ちひしがれながら
眠りに落ちるのです
今日もまた おやすみなさい
■
日常の非現実さからか
考えていることは錯綜し続けていて
やっぱり時は来たのだと思う
もっと沢山のことを知らなければならない。
この意思を、誰も咎めてくれるなと思う。
■
今日は朝から驚くほど寒い
こういう日は何もかも眩しい日です