敬虔さをもち
あらゆるものと対峙する

本質とは見えず隠れず
そこにあってそこにない


善悪は無用であって
そこに有意味も無意味もない
愛することの強さは 果てしないが
優劣じゃない鮮烈さがある


これから僕が歩みたいと思う道は
やはり踏み荒らされてない茫々たる道なのだと思う

しかし、そこには愛ある印がうってある
ささやかな花が咲いていたりする
風は暖かで円みをおびている
ぼくは愛と土を踏む



宇宙の均衡の一つとなる
永遠の一つの流転となる

魂を飢えさせないよう
雄大な知を得て、足を踏み締めたい






いろんなことが悔しくて
しかし現在はあらゆらシグナルを示して
それらが全て大切なのをわかった上で
心の底からくだらないって思ってしまった






自らの喜びのある所に向かいたい
今はまるであてつけられた喜びだ
こんなの喜びじゃない
あつらわれたものに従って喜ぶだなんて
そんなの望んじゃいない
馬鹿みたいだ














人がなんと言おうが
己の魂に従わなくて何が救いか
何故僕の喜びは認め得られないのか






生きていて
喜びは果てしないものである
それを形にはめようだなんて
本当に馬鹿げているんだ







とにかく今は苦しい時だ
抗いながら、前に進まなきゃ




ふとさっき外に出たら
冬の音が聞こえた
満たされた静寂だった
凛と寒さが肌に燃え移った

眠気が遠くで笑っていて
ぼくは足下が暗くなって
星を眺めて 月を眺めて
また寒さが肌に燃え移り
ぼくはちりぢりになってしまった



犀星の詩集を
毎日数ページ読む

この夜のひと時が好きだ
静かで とても独りだ
さみしさやいとしさはいっぱいに満ちて
布団の上で戯れる
その響きに打ちひしがれながら
眠りに落ちるのです


今日もまた おやすみなさい