2014-12-22 ■ 君の影を慕いて夜を明かそうと地平の霞に目をやれば深まる夜の濃淡が白々しく 空々しく幻影に弄ばれながら追憶に耽ること甚だしく爛れた己の現実を卑しく舐め回してばかりいる"夢が現実にぶつかって幻滅をなめるところに"愛すべき人がここにいたならめくらでかまわない ひとえに共に眠りたい