2015-01-29 ■ 呻吟する自らの過ちだなおも悩みぼくは沈黙を守る喜びは瞬く間に苦しみに変わる愛するということは、苦しみ抜くことかもしれない沈潜した意識にたどり着けばそのまま滑るように時を重ねるだけだしかし息継ぎのためにまた地表に登れば瞬く間に愛惜の狂いに頭を悩ますことになる果てしない群青は深く身に沁み渡る痛みなく 鋭いつめたさは現し身を駆ける露わになった卑小なる心に 呻吟し ぼくはまた本を掴むことになるあなたに愛を唱えることが許されたならどれだけいいだろうしかし、それも束の間の夢か